大先生が教室へ大阪教室にむかうため、梅田を歩いていると先生(母)とばったり会いました。先生は自宅に帰る所、私はお稽古にむかう所でしたがそのまま大阪のお教室に先生が来られることになりました。三日月茶道教室は基本的に私一人ですので、先生は中々お稽古場には来られません。お教室開始前に来られたものの実際に始まってからは来られていませんでした。先生が来られるとなると私はもちろん緊張します。お教室内のこと、お稽古にむかう心構え、生徒さんへのお話しの仕方など指導頂く点がとてもたくさんあります。そしてもちろん、お稽古に来られ…2017.12.12 08:45
お茶のすすめ生徒様N様から、茶道の本「お茶のすすめ」を頂きました。お教室に学びにこられ、熱心にまなばれてらっしゃるN様。本屋さんの茶道のコーナーで読みやすい茶道の本として選ばれたそうです。茶道のお稽古をされている生徒さん側からの視点で書かれているご本。わかりやすいイラストと文字で書かれています。生徒さんがお稽古を通してたくさんの気づきを得られること、茶道のお稽古を通して襖の開け閉めやご挨拶の方法を学ばれご自宅でお母様に驚かれること。茶道のお稽古をされた方の多くが、この経験をおっしゃいます。表千家を学ばれてら…2017.12.11 14:45
お菓子の運びかたにも理由があります。茶道のお稽古の中で、お客様にお菓子をお出しする作法を学びます。両手をそろえ菓子器をもち、お客様の目の前に座ります。畳のへり手前側に菓子器をおき、膝に手を戻し、2歩座ったままさがります。下がったのちに、お客様のお辞儀をします。2歩下がるには、理由がありまして、運ばれた方のお顔がお菓子の上にかからないようにするためです。お客様がいただかれるお菓子ですから、最後まで丁寧に運んでおります。2017.12.11 10:01
三日月茶道教室について体験のお稽古に来て頂いた方には、三日月茶道教室でどんなお稽古をしているかをお伝えしています。茶道教室は、【お茶を点てる方法を学ぶところ】と考えていらっしゃる方が多いのですが、実はそれだけでありません。茶道は、お茶を点てる人とお茶をいただく人が一緒になって場を楽しむ時間をつくることだと私は思っています。そのためには、お茶を点てる作法を学びお茶を頂く作法を学びます。でもそれ以上に、この場を居心地よいものにするお気持ち、この場を楽しむお気持ちが大切です。場を居心地よいものにするためには自分の気持ちを居…2017.12.09 14:23
お茶会の裏で実は年の瀬茶会には、弟家族も参加をいたしました。私も弟も親の教育方針によって3歳の頃からお茶会に連れられていました。親の教育方針は小さくても一人の人間だから、子供としてではなくて一人の人間として扱うこと。静かにしていく場に連れていけば、きちんと座ってられるというものでした。お茶会は決して自分から行きたいと話した場ではなかったですが、私はシルバニアファミリー、弟はミニカーをそれぞれお茶会できちんと座ってお利口にしていたら買ってもらっていた記憶があります。そんな母が亭主ですから、小さい時からこの雰囲気を…2017.12.09 10:37日本文化お茶会、イベント
どら焼き茶道をしていると友人から美味しい和菓子屋さんを聞かれることがよくあります。「神戸に住んでいて、お土産に持ってかえっていただきたいんだけど美味しい和菓子やさんない?」「年末に実家に帰るんだけど日持ちのする和菓子で何か知ってる?」などなど。もちろん全部のお菓子屋さんを知っているわけはないのですが、大好きなお菓子やさんはいくつもあるので私の意見だけど・・とお伝えしています。もちろん、持参されるお相手の場所におすすめする手土産の支店がないかどうかは調べてからお伝えしていますよ。今回は、お正月にみなさんで…2017.12.08 02:40
お茶をいただくときになぜ二回まわすかお客様としてお抹茶をいただく時、二回まわすことをご存知の方もいらっしゃるかと思います。これは、お客様の心を表したものです。お抹茶がお茶碗の正面に入れられて、お客様のもとへ届きます。そこでお客様が、正面に口をつけるのは申し訳ないとの気持ちで二回まわして、正面をさけるのです。お客様の優しさがあらわれています。2017.12.07 01:17
お道具の正面お道具には正面があります。正面は顔のようなものです。お茶碗、棗(なつめ)お抹茶をいれるもの、水指(みずさし)水をいれるもの、どんなお道具も正面が決まっています。初めて習いにこられた方には、お道具の正面を正して準備をするところからはじめています。2017.12.07 01:14
そんな時こそ茶道お教室に来られる皆さまと接していると毎日を一生懸命に過ごされてる方ばかり。お仕事、ご家庭、子育て、独身の方もご結婚されていらっしゃる方も、お子さんがいる方もそうでない方も、何かしらの考え事や気になることがおありのこともあるようです。もちろん私も同じく、日々小さな反省大きな反省、迷うこと、悩むこと、悩んでも仕方ないこと、たくさんあります。そんな時、自宅でお茶を点てています。特にテーブルと椅子で学ぶ茶道は、椅子でできますので簡単にお茶を点てることができます。今日もお話しをしていておもいましたが、ただ…2017.12.06 07:32
楽美術館楽美術館へ行ってきました。その昔、千利休の時代、茶道具を作ることができる人たちは家系で決まっていました。茶碗を作る茶碗師、釜を作る釜師、掛け軸の表具をする表具師とよばれ千家十職と呼ばれています。その中のひとつ、茶碗師で楽焼の茶碗を代々作られている樂家。当代は15代です。楽美術館では初代から当代、次代までのお茶碗を拝見することができます。大きさ、お色、形、どれももちろんひとつとして同じものはなく、ひとつひとつ時間をすぎるのを忘れこのお茶碗にどんな歴史がありどんな思いで作られたのだろうと想像をするこ…2017.12.06 04:06