お菓子の頂き方茶道の作法と聞かれたときには、お菓子の頂き方とお抹茶の頂き方を思いうかべる方が多いのではないでしょうか。体験のお教室ではまずはこちらの作法を行っていただています。お菓子は、お菓子器とよばれる器に何名様分(基本奇数)が一緒に運ばれてきます。奇数は古来の中国での陰陽の陽の数字、縁起のよい数字とよばれていたからと言われています。まずは右隣の方から順番に菓子器の中のお菓子をとります。お菓子は黒文字(くろもじ)でお懐紙とよばれる紙の上にとります。使用した黒文字は、懐紙で清めまた菓子器の上におき左隣の方へお…2017.09.30 12:25
着物の種類茶道ではお茶会、お稽古とお着物を着る機会が多いです。着物は、仕立ての方法によって大きく二つに分けられます。それが、袷(あわせ)と単衣(ひとえ)です。生地を二枚縫い合わせた裏地のある袷(あわせ)は、寒い時期の10月から5月に着ます。裏地がついていない単衣(ひとえ)は、暑い時期の6月から9月に着ます。特に暑い時期の7月8月は、単衣の中でも、生地の薄い「薄物」の着物をきます。10月になると、着物も秋の装いです。2017.09.30 09:50
NHK文化センター西宮ガーデンズ教室、キャンセル待ち多数により増枠いたしました。4月から月に1回、第四日曜日午前に開始いたしました講座、NHK文化センター西宮ガーデンズ教室「テーブルと椅子で学ぶ茶道」ありがたい事にキャンセル待ちの方が多数いらっしゃいまして10月からは午後講座も開催することになりました。そしてこの講座も満席を頂きました。本当にありがとうございます。そして、キャンセル待ちの方が今回もいらっしゃいましたので、思い切って講座の人数をそれぞれ4名様、増枠いたしました。ネットで確認頂きますと、ご予約をいただける画面になっております。月に一度の、心落ち着く時間をぜひ、…2017.09.29 15:15
帛紗(ふくさ)お稽古道具のご紹介です。お稽古を始められたらご用意いただく帛紗。帛紗は、大切なお道具のひとつです。まずは帛紗の畳み方、腰への付け方(お点前をするときは帛紗を腰、または帯に挟みお点前を致します)を学びます。その後、帛紗を使ってお棗(なつめ)やお茶杓を清めていきます。2017.09.29 09:28道具
母は茶道の師、人生の師母と話しをしていると、お弟子さんの事が大好きでどの方にも平等に大切に思っているんだといつも感じます。学生の時に母のもとで茶道を学び、九州や東京、海外で活躍されていますが何か地震のような天災や何か事件があるたびに、◉◉さん大丈夫かしらと気にして、慣れないメールで連絡をしています。母は他の先生方から、「田中先生のところは、お弟子さん達とファミリーのようですね。」と言われています。20年を超えて自宅へ母のもとに通ってくださっているお弟子さん達もいらっしゃいますし、わざわざ実家もない神戸によって母に会…2017.09.29 09:04お茶の心
ネイルをしていても茶道は習えるでしょうか。今はネイルをしている人は数十年前に比べてかなり多くなりましたね。ご自分ですぐに取りはずしできるネイルではなく、プロの方に施術をされるネイルをされている方も多いですね。もしかすると茶道に興味をお持ちでなくなるひとつの原因なのかもしれないなと思っています。習いに来られる方からのよくある質問です。「ネイルをしていますけど大丈夫ですか?」いつもこうお伝えしています。「お稽古の時はネイルをつけて頂いて問題ありませんよ。ただお道具に傷がつく恐れがありますので、ストーンとかぼこぼこした物はつけないようにお願い…2017.09.29 08:45お茶の心
蓋置(ふたおき)お稽古道具のご紹介。御釜(おかま)を使うお点前の時には、御釜の蓋をこの蓋置の上におきます。また御釜からお湯を入れるのに柄杓(ひしゃく)を使いますがこの柄杓を蓋置の上において使います。竹製、金属製、陶磁器製など様々なものでできています。2017.09.29 08:26道具
ほとどぎすの花「ほとどぎす」といえば鳥を思い浮かべられますよね。実は「ほとどぎす」という名前の花もあります。お茶花にもよく使われる「ほとどぎす」花の名前の由来は、鳥のホトトギスには胸に羽毛があるようでさ、その羽毛と花びらの斑点模様が似ていることからつけられたそうです。2017.09.28 09:24
お茶室は別空間先生(母)と茶道について話しをしました。「お茶室は別空間。」お茶室に入るときは、頭の中をからっぽにし、全てを置いてはいります。難しいのですが、その場に集中しひとつひとつの作法に意識をむけることによってその場、ただその時を集中していることに、茶道が終わったあとに気づきます。普段は普通の親子ですが、先生とお稽古をするとその空間を感じることができます。やはり茶道は自分自身が落ち着く空間だと感じました。2017.09.27 09:37茶道
学んだことは忘れるもの三日月茶道教室では、お稽古の回数は生徒様ご自身で選んで頂いております。大阪教室のテーブルと椅子で学ぶ茶道は、平日と週末に月に1度ずつでしたが、ありがたいことに月2回ご希望の方も増えて参りましたので今後はお稽古回数を増やすことを考えております。さて、学んだことは忘れますよね。お教室にこられている皆様も「全部忘れました(笑)」「すっかり忘れてしまいました(笑)」とおっしゃるのですが、もちろん皆様同じです!実はこの忘れ方にも規則性があるそうです。エビングハウスの忘却曲線によると、20分後に42%、1時…2017.09.26 13:49
螺鈿(らでん)の細工和室の中の秋。お棗は「なでしこ」なでしこの花の上、葉っぱの上にひかるのは「螺鈿(らでん)」です。螺鈿は貝殻の内側の真珠層を小さく細工し、貼ってあります。平安時代から続く伝統工芸として使われています。2017.09.26 10:00
専門学校の講師会に参加しました。慈慶おもてなし&ブライダル・観光専門学校にて後期授業の講師会でした。今後の日本の教育方針、それに伴ってどのような生徒さんが増えると予想されるのかと大変貴重なお話を伺えてとても勉強になりました。また様々な教科の先生同士、意見交換ができますのでとても有意義な時間でした。私も意欲高く生徒さんにむかいあっていきたいなと思っております。2017.09.26 06:16