お抹茶はもともと薬今から1200年ほど前、遣唐使が日本に持ってきたと言われています。当時は、飲み物ではなく、薬として伝えられていました。今も、お茶を一服とよぶのはその名残とよばれています。お茶の成分主な成分・カテキン・カフェイン・テアニン・ビタミンカテキン・・抗酸化作用が強力。体内で作られる活性酸素は毒性があります。 体内の細胞を酸化させ、老化や病気の原因になります。 抗酸化作用とは活性酸素を除去する働きがあります。 (コレステロールの増加抑制、発がん抑制、血圧、…2020.05.12 14:24茶の湯コラム学び
お抹茶の香りお茶を点てていると、茶葉の香りが、ふわーと感じられます。何も考えずに点てていても、香りを感じた瞬間穏やかな心で、お茶を点てる自分に戻ってくるような気がします。香りは、鼻ではなく目と目の間の鼻腔で感じる。そこは脳に直結しているそう。本能で感じるお抹茶の香り。いつも癒しの香りです。2020.05.02 14:50茶の湯コラム
あなたの心が調い、幸せ広がるお茶の時間私にとって家族のように心から信頼する友人、長谷部晶子さん。晶子さんは、コーチングやコンサルティングで大きな実績を残していて、顧客からの信頼も厚い素敵な女性です。そんな晶子さんにご協力いただいて、お教室のコンセプトを改めて考え直しました。晶子さんは、明瞭で論理的。ともに話しているだけで、頭の中がするすると解けていきます。男性のビジネスパーソンが顧客に多いのも納得です。そして一方、晶子さんはその人の想いや熱量、感覚までも拾ってまとめてくれる女性。だから、私のように女性特有の言葉にできない想いや、茶道…2020.04.30 14:51茶の湯コラムお茶の心お教室
お花に癒される。毎日家にいると、お花に水やりを忘れることもなく、今までで育てる中で一番元気にお花が育っています。毎日、朝にお花に水をあげることが日課になりました。心をこめて手をかけると応えてくれる。 植物から学ぶことは沢山ありますね。お花の元気がない時はいつも水に少しお砂糖を溶かし あげていましたが今はそんなことも必要ないくらいに元気。自分の暮らしを丁寧にする時間が増えたこと、以前よりもゆとりができたこと。いつでもどこでも気づくことはたくさんありますね。2020.04.29 14:48茶の湯コラム学び
夫婦仲を良くする茶道茶道を学んでおられるお弟子さんたちに「茶道をして、変わったことは何ですか。」と折につけお尋ねするんです。よく聞く変化の一つは「夫婦の仲がよくなりました。」とお話してくださいます。ともに暮らしているので夫婦のどちらかがイライラしていると、そのイライラが相手に移っていくのが夫婦。誰しも家庭にイライラを持ち込みたくないと思っているのに、仕事、体調、心配、不安、様々なことにイライラをしてしまいます。イライラを自分が出さなければ相手に移しませんしまた相手のイライラを受け取らなければ自分自身は平和にさらに相…2020.04.27 14:43茶の湯コラム
非思量(ひしりょう)いま、茶道のお稽古ができない日々が続いています。今日は、お教室のみなさんにお知らせがあってメールを送ったのですが、ちょうど今の私たちによい禅語があったのでメールに送ったところ、なかなか評判がよかったようですのでこちらにも記載しますね。今日の禅語「非思量(ひしりょう)」 この禅語は、思量=心配ごと不安なこと を 非=しない。 という意味です。 様々な状況で心配ごと、不安なことがあると思います。 でも、そこに焦点をあてるとどんどん膨らみますから、 一旦、そこから離れる時間をとりましょう。 さてそのた…2020.04.21 13:51茶の湯コラム
日常にハレの日を毎日、通勤電車にのって仕事に行き外の景色を知らぬまま家に帰る。駅からの道中でだけ、暑さ寒さを感じて季節の巡りを感じる。私は、会社員の時代はこのような日々を送っていました。朝は慌ただしく、道端に咲いている花をみる余裕もない。帰りは夜遅く、急いで帰路につくだけ。そんな生活の中、茶道のお稽古だけは違いました。お床には季節の花が入れられ、お菓子が用意されお道具が変わりました。茶室という同じ場所ですが、いつもいつも季節を感じることができるのです。茶室に入るとそれだけで、自然を思い出し、身体のリズムを取り戻…2020.04.20 01:06茶の湯コラム
お茶は相手あってこそお茶のお稽古をしていると、ご自分で自宅でお稽古をされたくなると思います。ですが、お茶は1人でするものではなく必ず人を介した方がよいとも言われています。それはなぜでしょうか。ご自宅でお稽古をすると、緊張感がなくおざなりになったり、また変なくせがでることもあります。無意識になるとお点前が一気に変わってしまうのですね。お茶は相手がいてこそ、その相手にむかいあってこそのお茶なんだと思います。ですが、相手にむかいあうのは私自身。私の心がぶれていたり迷いがあると美味しいお茶は点てられません。相手がいてこそで…2020.04.19 14:15茶の湯コラム