古希茶会①大先生の古希をお祝いして社中(お弟子さん達)とお茶会を開きました。本来は3月に開く予定でしたが、昨今の事情により延期となり、半年をかけようやく開催に至りました。2022.09.27 04:28お茶会、イベント母のありがた講座お茶の心
おうちでお抹茶この時期、母が自宅で楽しんでいる様子が送られてきました。ステイホームの今、お稽古はできず私も頻繁に会うことはできませんが、自宅で楽しんでいる様子が送られてきました。 お抹茶をデミタスカップに入れ、茶筅で点てたようです。「腕試しに点ててみましょう。笑」と連絡がきました。お抹茶を点てたあと、牛乳をホイップしてお抹茶の上にのせたようです。母は昔から日々の暮らしを楽しむ人。 どんな時もどの気持ちを選ぶかは、いつも自分次第ですね。自宅で楽しんでいる様子をみて娘としては安心します。2020.04.24 07:55母のありがた講座
東京で茶会を開きました③東京で開いたお茶会は、全身で幸せを感じ翌日には涙が止まらないほどの時間だったわけですが、なぜそのような時間になったのかと考えてみました。この日、お客様達と対峙したお茶室のその空気は、ふわっと暖かくそして心地よい静寂で包まれていた。この茶会のために私がしたことは、茶会の内容を決め、先生にお願いをし、お茶室、お道具、お菓子、お抹茶を決め、掃除をし、天気をみて暖房対策を考えたこと。当たり前のことばかりですが、ひとつひとつに考える項目があり、今の私ができる精一杯で準備をしました。でもそれは毎回の茶会でも同じ事です。何が圧倒的な違いかと考えると、そこに来て頂いた仲間でもあるお客様全員が、その一瞬一瞬を楽しみ共にする空気。意識も無意識も全てこの...2020.02.10 13:05お茶会、イベント母のありがた講座茶道学び
東京で茶会を開きました②こちらのお茶室は歴史的な建造物。2月の寒さを心配しておりました。しかし天気予報とは違い当日はぽかぽかと暖かい光を感じる一日。2020.02.10 09:04日本文化お茶会、イベント母のありがた講座学び
リンツジャパンデイを終えて今回、参加させていただいた日本オーストリア友好150周年事業リンツジャパンデイ。初めて海外でのお茶会、大きな舞台でのお点前と終えた後どういう気持ちになるのか私自身楽しみにしていました。ワークショップ、デモンストレーションと終えて一番感じたことは心をこめて行う大切さです。茶道には細かい作法やルールもありますが、心をこめて行わなければ何の意味もありません。言葉が通じず初めてお茶に触れる方達に対して、心をこめて向き合いそれが通じ、心から喜んでいただけることを肌で感じました。そして不測の事態があったとしてもその状況を楽しみ、理解しそこから何ができるのか。常に自分のことではなく、相手のこと。それをどこまでも考えつくせるのか、精一杯とは何なの...2019.07.11 02:10旅行日本文化お茶会、イベント母のありがた講座茶道
右脳と左脳茶道なのに脳?と思われるかもしれませんが、茶道とも関係があると言われてます。 左脳は論理的で筋道をたてて考えていく。右脳は想像力や五感に優れている。 茶道のお点前においては右脳の方がむいています。頭、心、体を一つとして向き合います。とはいえ、いざお点前を始めると頭、心、体を一つにすることはとっても難しいです。茶道のお点前をする中で次の手順を追うことは左脳を使ってることになります。 次はどう動くのだったかな? どの順番だったかな? と考えると次々と手順を追うお点前になります。 そのような左脳を使われてる状態かどうかお弟子さんとお稽古をしているとすぐにわかります。&...2019.05.29 14:26母のありがた講座学びお茶の心
所作の綺麗な割烹予約が取れない神戸のお店、新月。学校の授業を終え慰労会をかねてお電話をしたのが1月。ようやく伺えました。こちらのお店は、創作割烹で美味しいことはもちろん、目でも楽しませてくれます。2019.03.26 14:45旅行日本文化母のありがた講座
元気とは病は気からと言われますが、「気」は心の状態を表します。「元気」は、気が元のところにある状態、心が整っている状態です。年末の時期、気忙しい気持ちになります、心を整えて元気に新年を迎えたいものですね。2017.12.27 12:43母のありがた講座学び
年の瀬茶会 あとがき年の瀬茶会に多くのお客様に来て頂きまして本当にありがとうございました。亭主として大先生とお客様をお迎えいたしましたが、至らぬことまだまだできていないことたくさんありました。いつも先生には「一生懸命にしなさい。常に精一杯にしなさい。そうしたら反省はあっても後悔はしないから。」それはお茶会に限らず、過程のひとつであっても同じなのかもしれません。何かをするときに、気づいていて行動したこと、気づいていたのに行動しなかったこと、気づかなかったけれど気づいたかもしれないこと、全く気づかなかったこととあります。この中で、全く気づかなかったこと以外は行動によって結果が変わるのだろうと思います。そしてそのことをすることが、一生懸命にするということなの...2017.12.26 06:03日本文化お茶会、イベント母のありがた講座
母であり先生年の瀬茶会で大先生とのお茶会を終え感じることが多くあります。私自身の成長の必要性を感じることが多く、身近な母を先生として考えたときあまりにも差が大きいことに気づきます。例えば、母は茶道の先生の時も、私の母の時も性格が全く変わりません。私たちに接するようにお弟子さんたちに接していますし、家族の前とお弟子さんの前と全く同じ性格なのです。これはよく考えると凄いことで、会社での顔と家での顔が全く同じということ。以前働いていた仕事と比べると私も茶道をしている時と家と近いものになってきましたがそれでも全く同じとはいえません。先生でいるためには・・・、先生だから・・と考えています。以前、母に茶道をどう生かしているの?と尋ねたことがあったんです。「...2017.12.26 04:14母のありがた講座学び
美意識母はとても美意識が高い人です。美意識が高いというと、綺麗に着飾って流行の服を着てと考えてしまいますがそうではなくて、身の回り、洋服、食事、持ち物、全てを清潔に綺麗な状態に保たせています。洋服も最新のものであっても毛玉がついているセーターは一枚もないし、自分がすきな洋服は30年前のものでも着ています。お化粧品は30年以上、変えずに使っています。主婦になると、家の掃除や洗濯、仕事、忙しくなるとつねに完璧に保つことは難しくなります。母はいつも完璧、あまりに不思議でしたのでなぜ身の回りを綺麗に保てるか理由をきいたところ「ただ居心地悪いから。」無理に片付ける、綺麗にするというよりも、居心地よく過ごしたいからが大きな理由のようでした。人によって...2017.12.13 14:21母のありがた講座
お道具は預かりもの私の家は、祖母から続いて茶道を教えています。茶道が命だった祖母が集めたお道具。私はとてもありがたいことに、そのお道具も母が集めたお道具も使わせて頂いています。でもこれは私のお道具が増えてラッキーだと意味ではなくて、あくまで預かりものという感覚です。この世代は私がもたせて頂きますが、また次の世代に伝えるもの。自分の物だから大切にする気持ちも大切ですが、次に伝えるための物だからこそより大切に丁寧に扱いなさいと母にいつも言われています。2017.12.13 12:50母のありがた講座