2週間ほど前から新型ウィルスによって慌ただしくなってきました。
大規模なイベントや集まりは自粛。
お茶会や外部講座もキャンセルが続いています。
姫路講座の主催の方はこんな時だからこそと、開催を希望されました。一方、講座に来て頂くお客様は日に日にキャンセルの方が増えていきました。主催者の方のお気持ちもお客様もお気持ちも、とってもよくわかります。
私はといえば、変わらず来てくださった方が喜んでいただけるように準備をしていきました。
今はどうしても人が集まれば、話題の中心はウィルスのこと。心配なこと、不安なこと。
いつも頭の片隅にある不安から離れて、明るく嬉しさ楽しさを感じていただくにはと考えていました。
お軸は、桃花千歳春(とうかせんざいのはる)
桃の花はどんな世の中でも先年変わらず咲くことを表しています。
どんな世でも変わらないことを表しています。
そしてお菓子。
三千歳(みちとせ)
三先年に一度しか実をつけない桃が中国古来にあって、その桃を食べるとどんな願いも叶えられると言われています。今のような時期だからこそ、無病息災を願ってこのお菓子にしました。
桃の形をしています。
そして少しでも華やいだ気持ちになるように、雛茶碗や貝合わせ、お水取りのお茶碗、桜のお茶碗を持参しました。すべてお茶会用のお茶碗です。いつもより少人数だからこそ、ゆっくりとお茶碗を一つ一つみていただくことができました。
今回の講座では、袱紗捌きも少しお話をしました。集中と緩和の中喜んでくださったようで嬉かったです。
〜御感想〜
:本日の茶道も柔らかくて温かく時には、緊張感をもって集中して充実した時間を過ごせました。袱紗の扱い方など宗瑠先生の丁寧なご指導をいただき、前回より更に一歩進んだように感じます。
今回はレッスンで使用しない素敵なお茶碗を使わせていただき、御饅頭をご用意いただい大変有難く感謝を申し上げます。
:コロナなんてふっとばす勢い。先生の計らいで前回よりステップアップしたレッスンでした。お茶って奥深い。先生が優しいから沢山質問をさせていただきました。
:伝統に触れると心が改まります。次回もぜひ参加させてくださいね。
:次回もぜひ期待をしております。
:本物に触れさせて頂きたくさんの貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございます。
今回の姫路講座も、姫路駅のサロン「アトリエクーズ」三木清美さん主催で行わせて頂きました。
今回も楽しい時間をありがとうございました。
0コメント