毎年の恒例行事、浴衣会を終えました。
心配していた雨はお弟子さん達の道中は雨が降らずでホッとしました。
今年で7年目。
毎年、テーマを考えて少しずつ茶会の室礼を変えお弟子さん達に楽しんでもらえるように考えています。
とはいえお道具は限られているので毎年試行錯誤です。この時間も楽しい時間です。
今年の浴衣会のテーマは
「夏の景色から感じる涼」
白い雲の中、清流に蛍が光っているような景色です。蛍が鉄線の花にちょんとのっているイメージ。
軸 白雲抱幽石
金魚
花入 桂籠
棗 蛍る
茶杓 清流
お菓子 鉄線
お菓子は
練り切り 鉄線 あおやま菓匠
お干菓子 冬瓜漬 じゃばなキッパン
冬瓜漬けは300年前から琉球王朝の王様が頂いていたそう。皇室の献上品として、また茶道と縁の深い大徳寺から絶賛をされているという一品。
現在はじゃばなキッパンというお店一軒でしか今は作られていません。
しゃりしゃりとした食感で、黒糖の甘さについつい止まらなくなるようなとても美味しいお菓子でした☺️🍀
お茶会に参加することで夏の景色が広がり豊かな気持ちになってもらえたらなと、一つ一つお道具を選び準備をしていますので、お弟子さん達の喜ぶ顔や感想が何より嬉しいです。
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