私の家族は祖母、母が茶道と華道の先生をしています。
祖母はすでに他界をしていますが、祖母はまさしく人生をかけて茶道が大好きでした。
嫁ぐ前に夫(=おじいちゃん)に
「私は結婚をしても一生茶道を続けたいと思います。それを許してもらえますか?」
と聞いたそうです。
その当時の茶道は、本当にお金のかかる習い事。
それを大胆にも結婚前に宣言して結婚をしました。
結婚をしてからはさらに茶道の道にすすみ、高尚な先生のもとで習い、先生とともに普及をし文字通り自宅にいるよりも、茶道にかける時間の方が多い時を過ごしていました。
結婚をし、子供ができ、孫ができ、幾つになっても死ぬまで茶道が一番であった祖母。
自分の気持ちに正直で自分の好きなことがはっきりしていて
子供のようなところがあった祖母。
茶道をお伝えするようになった私を見て、どう思うのかな。と
ふとおばあちゃんと会いたくなりました。
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