毎日暑い日が続いていますね、曇天でも暑い日です。そんな日でも楽しい予定があると、うきうき気分になります。
今日は久々に会う友人とランチをすることに♡
私が茶道の先生としてきっかけをくれたのは、この友人夫婦です♡
4年前の春、友人夫婦とお食事にいきました。大きな目的は私の悩み相談。
当時の私の大きな悩みを、中華を食べながら友人夫婦に相談していました。
しばらくたったころ、ご主人から言われました。
ご主人
「瑠奈ちゃんがやりたいと思ってること何?あるなら絶対やった方がいいよ。」
私
「うーん、ずっと思っていたのは、いつか茶道の先生になることかなー。でも今は無理やわー。」
いつか茶道の先生になるのかなーと小さい頃から漠然と思っていました。でも茶道の世界では相当に若いし(当時32歳)、まだまだ立派な先生になれるはずがないから無理だと思っていました。
ご主人
「なんで無理なん?やりたいと思ったことはやらないとあかんよ。
いまどん底やと言うなら、それ以上に悪くなることなんてないんやから、やるなら今やと思う。」
そのご主人は、その当時起業して数年たった頃。とてもエネルギーに溢れて熱く語ってくれました。実際に行動され会社が大きく従業員が増えて進んでいる姿は、とてもとても説得力がありました。
それでも勇気がない私は
「だって教えたことないのに、自信ないわ。どうやっていいかわからへんもん・・」
と答えるのが精一杯。
そうすると、
「じゃあ、俺らが瑠奈ちゃんの初めての生徒になるわ。ちょうど茶道に興味があったから!」
さらっと言われました。
ほんとにさらっと。。
その話し方に、仕方ないからやってあげよう、という気持ちや、いやいや手伝ってあげようという気持ちなく、さらっと言ってくれたんです。
そんな風に言ってもらえて、やってみようと思えたんです。
そこから二人の先生になるべく、伝えるためのお稽古が始まりました。
初めてのお稽古は、夏の日、友人夫婦に緊張の中、試行錯誤をしながらお稽古をしたのを覚えています。(当時は師匠である母も側にいました)
二人のご好意で、お稽古代も払っていただきました。
初めてお稽古代を頂いた時のお金の重さ、
サラリーマンとして頂いたお金の重みとはまた違った重さをずっしりと感じました。
今、茶道をお伝えすることの楽しさ、喜びを感じることができるのもお二人のおかげです。
私の初めの一歩は、誰かに背中を押されたようなことではなくて、
友人夫婦二人の愛情によって、尻込みをしている私を強制的に引っ張り、
立場を与えてもらい始まりました。
あの時の中華料理屋さんからみえる景色、友人の優しさ、ご主人の言葉、
二人が熱く引っ張ってくれたこと、全部全部とても鮮明に覚えています。
今日、友人と会ってその話をしたら、彼女も鮮明に全部覚えていました。
普段会ってる時は、なんだか恥ずかしくて、はっきりと言えないけれど
とても大切でありがたい思い出です。
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